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 いずれ嫌われるのであれば その前に嫌ってしまえばいい

 高3女子が紡ぐ、"誰か"に向けた"詩(ウタ)"。
 少しでも共感したり何かを感じていただければ嬉しいです。

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花鳥風月 [Poem]

枯れゆく言の葉は いつ地に還るのだろう
芽吹く想いは いつ大輪の花を咲かすのだろう
春風が桜の香を乗せて 私のもとへ吹き届くとき
貴方は遠く霞の中へ 見えなくなるのでした

いつか交わした契りさえ 互いに忘れてしまうのに
貴方と私が再び出逢えると その小指は何を結びますか

花が 鳥が いのちを色づけるたび
風が 月が ひとびとに優しく微笑むたび
別れと出会いの季節に 何か置き忘れてきたことを
思い出しては 記憶の水底に沈めてしまうのでした

春の向こう側にうずもれた 貴方と私の時間は
語られることの無い 遥か遠い昔話へと変わるのでしょう
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共通テーマ:日記・雑感

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