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 いずれ嫌われるのであれば その前に嫌ってしまえばいい

 高3女子が紡ぐ、"誰か"に向けた"詩(ウタ)"。
 少しでも共感したり何かを感じていただければ嬉しいです。

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イレモノラヴァーズ [Poem]

君の口から流れ出た言葉は 槍になって僕に突き刺さった
でも 僕の心からこぼれ落ちる血の色は 君の目には見えないんだね
僕が僕でいる限り 君は君で それ以外の何者でもないから
「その気持ち分かるよ」 なんて嘘吐かないでよ

君が見ているのはね 入れ物としての僕
僕の本当の気持ちが その中で渦巻いている
僕に見えているのもね 入れ物としての君
その中に何があるか 僕には知る由もない

あたたかな君の体温が 僕のからだを包んでも
心はちっとも変わらない 冷え切ったままでいるよ

このからだが 手が 瞳が 皮膚が 僕の心の邪魔をする
君の本当の気持ちを知りえない どれだけ言葉を紡ごうとも
互いの想いが伝わらないと 痛いほど分かっていながら
人はなぜ「絆」という言葉を作ったのだろう?

僕の声が君の心に届かないのは 何度も傷つくことで学んだよ
それは僕が 君のほんとの気持ちを 分からないからなんだね

カミサマは何故僕たちに カラダなんてモノを与えたの?
本当の本気が見えないまま これほど不安なことはない
その言葉は信じていいの? その想いは心の底からなの?

入れ物しか感じられない僕らに 憐れみの目を向けてくれても構わない
ただ その怯え震え潤んだ瞳に 再びあたたかな光を灯したいだけ
ちっぽけな僕に何ができるかって 君の気持ちを変えられるかって
何もできることはないのかもしれない でも諦めずに叫び続けるから

僕が絶対と言えるのは 僕の気持ちだけなんだよ
君が投げた言葉の真実は 君にしか分からないんだよ
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