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　いずれ嫌われるのであれば その前に嫌ってしまえばいい

　高3女子が紡ぐ、"誰か"に向けた"詩（ウタ）"。
　少しでも共感したり何かを感じていただければ嬉しいです。

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Sunday June 23rd ： 表裏別々、本音と嘘。

　
　Today's Message

　私がどう生きようとも 口出しされる謂れはないけれど
　本当は誰かに構って欲しいという ふざけた矛盾


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自傷行為

書き出した言葉たちが 私自身を苦しめる
まぶたから伝ってくるのは 涙じゃなくて
心の中で毟った かさぶたから
流れ始めた 一筋の血なんだよ

呼吸出来ないほど 目も開けられないほど
現実を見られない 見たくない 拒絶反応

私の中で疼く この鼓動は
心臓なんかじゃ ありませんように
この身体の中に ハラワタなんて
グロテスクが ありませんように

ここで 息しているのだから
冷たくなれるワケがなくて
ここが 脈打っているのだから
黙ってなんていられなくて

貴方の目には映らない 私の身体は
こんなにも 傷だらけになってしまったよ
でも 誰にも見えない 私にしか分からない

ゆっくりと 止まらずに 止められずに
どろどろと 私が流れ出していく

書き出した言葉たちが 私自身を傷つける

生きているコトを 確かめるように
ひとつ またひとつ 言霊を吐き出す

small room

ちっぽけな頭の中に入った
ちっぽけな僕の脳みそは
ちっぽけな細胞でできている
そこから生み出される 無限大の想像
今日もまた 僕の部屋に降り注ぐ 太陽の光

いつだっただろうか 忘れたというより記憶にない
真っ暗闇の実験室で 合成されたワタシという存在
感情も知恵も感覚も 痛みも苦しさも知らずに

生きるたびにワタシは色づいて
イロを モノを キモチを ヒトを 覚えた
何が嫌いで 何が好きで 何が悪くて 何が良いのか

他人から言われるがまま されるがまま
気付いたら ワタシは僕を創り上げていた

ちっぽけな身体に閉じ込められているのは
ちっぽけな魂と ちっぽけな自由だったはず
でも「僕」という鎖と足枷が
「ワタシ」を苦しめていく

"いつからこんなに 穢れていたの？"

そんなことを考えていると

僕の中で
ブレーカーが落ちるの

まちがい

簡単に触れられてしまう肌の温もりには
長い長い歴史があることを忘れているだろう
僕が生きてきた過去 君が生きる未来
違うものばかり溢れているんだ

ちょうどバスに乗り合わせた人
自転車で追い抜いて行く人
買い物かごを揺らしている人

人 人 人

誰もが長い時間を過ごして
歴史を背負っているはずなのに
よくも まあ あっさりと
他人を傷つけられたもんだなあ

僕は僕の世界を生きてきて
君は君の世界を生きてきて
違う歴史を紡いで
違うモノを見つめてきた

間違いなどどこにもなかったはずなのに
どうして間違ったと思ってしまうんだろう
正しい生き方 間違った生き方
そんなものがどこに存在するんだろう

傷つける意味も 傷つく意味も
どこを探したって見つからないはずなのに
正解とか不正解とか善とか悪とか振りかざして
何を求めているんだろうね

僕が僕でいちゃいけない理由があったのかな
君がいつまでも変わり続ける意味があるのかな

自分が自分でいる
それだけでいいんじゃないと

僕は思うけどね？

ありがとう

私が出会った人たちに、
最高の笑顔と感謝を贈ろう。

一人ひとりの瞳に映る 私。

どこにも同じ私はいないけれど、
その全てが 私なんだ。
私の中に生きている誰かも きっと、
違うけれど 同じなんだね。

私が私でいることも、君が君でいることも、
「誰か」がいなければ ありえないの。

だから 私は君を失わないために、
深く深く 記憶に刻み付けてるんだ。

この出会いに、
「ありがとう」の花束を贈ろう。
忘れられない思い出を添えて。